【読書感想】絶対に行けない世界の非公開区域99
厨二心と想像力がかき立てられる内容となっています。
事実は創作物の設定よりすげー(将棋とフィギュアで実際起こりましたね!!!)
この本はえぐい戦争の爪痕から、大富豪の会員制の秘密組織、歴史上の人物の墓、王族貴族皇族しか入れない場所など紹介しています。
一例を。
・ボヘミアングローブ
世界の最高権力を持つ、ものすごい金持ち+コネ+学歴を持つ白人だけ入れる会員制クラブ。放蕩の限りが尽くされるとか。
・フローレンス刑務所
アメリカの最もヤバい囚人を入れる、可能な限り隔離して監視下における刑務所。
鍵は見せない、家具はコンクリート作り付け、水は溢れさせられない造り、柵と扉で二重扉に、窓からは壁と空しか見えず自室の位置を把握させない、など細かな対策のもと設計されてる、まだ脱獄されたことがない。
・世界滅亡の日に備える扉(ダルシー基地)
アメリカロッキー山脈に爆薬45t以上使って作られた核爆発などの危機に数百人が30日過ごせる施設。その入口には25tの扉があって、施設はよく映画の舞台にもなってる。
・核廃棄物 隔離試験施設
・死体農場(通称)
人の死体が分解していく過程を観察研究する、犯罪科学などに役立てられる施設。
一度に6体ほど行われる。何かの本で出てきて読んだことあるなぁ。
・コカコーラのレシピ保管庫
1886年、薬剤師がノンアルコール・ワインを作ろうとしてできたシロップを炭酸で割ったらコカコーラができた。その成分の一部はいまだに謎で、世界で数人しかしらないという。莫大な富を生み出すレシピだが、「製品7x」という全体量1%以下の原料だががわからないらしい。
レシピは鋼鉄の保管庫に厳重に監視のもと、管理されている。おもしろい。
・イェール大学内の会員制高級クラブ
世界の有力者が名を連ねる。クラブのエンブレムには骸骨と322という数字。
徹底したエリート主義、暗号のようなニックネーム、謎めいた入会の儀式など排他性を楽しんでいるらしい。
・ヘビ島
猛毒の蛇がはびこる島、1平方mに1匹はいる計算。
・ロンドン塔のジュエルハウス
凄腕の宝石泥棒に狙われ続けてる。史上最大の原石から切り出された530.20カラットのダイヤモンドを使った王しゃく(王冠の丸いの)や3000個の宝石が輝く王冠など。見学は可能。
・地雷原バスクール
バスクールとは農家の庭の意味。
1次大戦時代に埋められた地雷がまだ22.5t分が残っている。
・南ドイツの地下迷宮
700以上のトンネルと地下室からなる。10〜13世紀に作られたと考えられるが、誰がなんのために作ったかは謎。入口は個人の家や墓地や森の中、教会などだ。
(完全にドラクエだーーーー!)
・世界種子貯蔵庫
予期せず植物が絶滅しても復活できるよう種子を預かる。
北極点から1300kmの平和な土地にある。施設の耐久年数は1000年、永久凍土に守られていて、入口から98mのトンネルと3つの施錠有り扉を通らないと貯蔵庫にはつけない。
インドの西にある72平方kmの島。先住民は現代社会との接触を拒む。
地図にも載っていないサンゴ礁に囲まれている。接触すると抗体を持たない先住民が病気で亡くなってしまうことが続いた。
他に、立ち入りが禁止されている秦の始皇帝稜や、未だに場所が特定されていないチンギスハンの墓の場所などが載っていました。
以上です!
しょいー!