【読書感想】絶対に行けない世界の非公開区域99
厨二心と想像力がかき立てられる内容となっています。
事実は創作物の設定よりすげー(将棋とフィギュアで実際起こりましたね!!!)
この本はえぐい戦争の爪痕から、大富豪の会員制の秘密組織、歴史上の人物の墓、王族貴族皇族しか入れない場所など紹介しています。
一例を。
・ボヘミアングローブ
世界の最高権力を持つ、ものすごい金持ち+コネ+学歴を持つ白人だけ入れる会員制クラブ。放蕩の限りが尽くされるとか。
・フローレンス刑務所
アメリカの最もヤバい囚人を入れる、可能な限り隔離して監視下における刑務所。
鍵は見せない、家具はコンクリート作り付け、水は溢れさせられない造り、柵と扉で二重扉に、窓からは壁と空しか見えず自室の位置を把握させない、など細かな対策のもと設計されてる、まだ脱獄されたことがない。
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【読書感想】しんさいニート
本の分かなりの厚さと、タイトルのインパクトから手に取った。
タイトルから、初めはニートの人が被災してどうしたかの話かと思ってたら、仕事されてて被災後に様々なストレスから鬱になって仕事辞めざるえなくてニートにという話だった。
後半は仕事や作者の幼少時の家庭環境からのトラウマからの鬱病を回復していく話だった。別の1冊として出版できそうなくらい、とても大切なこと書かれてると思った。
マンガで読みやすい、5ページくらい読んで、夜になんとなく読んでたら後は327ページを一気読みしてしまった。
普段本読まない旦那も一気読みした。
震災を経験した人でないとわからないことがたくさん書かれてた。
でも共感しやすいというか、入り込みやすすぎると思う。これが作者のすごいところだと思う。
カウンセラーの人の話を書き留めたかったのでメモ。
(引用とか一部要約)
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自分がだめなのでなく、その環境に置かれたら鬱になるのは仕方がない…
でも、防衛本能からそうなってしまった原因を探してしまって、自分がだめだからと思ってしまう。
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「批判する / 責める / 文句を言う / ガミガミ言う / 脅す / 罰する / 褒美で釣る」
↑ 毒親やDVなどで使われる…そうされた人間は他の方法を知らなければ他人にもそう接してしまい、連鎖が止まらない
選択理論(外的コントロールと真逆のもの)
「支援する / 傾聴する / 受け入れる / 信頼する / 励ます / 尊敬する / 違いについて交渉する 」
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作者『クソみたいな人間のこんなクオリティの低いものを発表してもいいのかなって…』
カウンセラー『100人にひとりが作品をいいと言ってくれたら、アートとして成立するんです』
( 1億3千万人 ÷ 100 = 130万人)←日本だとミリオンヒット
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この本を世に出して下さってありがとうございます。
たまたま手に取れて読むことができてよかった。
最近読んでる本・読みたい本リスト
最近コレを読んで。
有名増田が書いた本。まだ半分くらいだけど、淡々と面白い(語彙力)
すごい境遇ですごい地頭の良さだ。
あと、本の良さがなんか伝わった。自分の人生以外の人生を生きられるツールが、わりとすぐ身近に存在している。この豊かさ。
(随時追加)
面白そうな本
図書館とかamazonで探す自分用に
学校図書館の司書が選ぶ小中高生におすすめの本300 (なるにはBOOKS 別巻)
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- 出版社/メーカー: ぺりかん社
- 発売日: 2017/06/26
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これ、舐めてた。
本の紹介本なんだけど、文学以外に哲学・総記・科学・美術など全ジャンルから恐ろしく厳選されてて、子どもに本贈りたい大人と勉強しなおしたいみたいな大人は見てみるといいかなって。中には読んだ本が数冊あった。
1冊目の紹介がプログラミングだったり、哲学の中に西原理恵子の『この世でいちばん大事な「カネ」の話』が入ってるあたりで大当たりの本だと思う。
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